韓国野党議員、日本を訪問し孫正義と会談…“脱・盧武鉉”へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.08 10:47
民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)常任顧問が7日、日帰りで日本を訪問して孫正義ソフトバンク会長と会談した。6日ツイッターとフェイスブックに「大統領出馬宣言文に必ず入れるべき内容を送ってほしい」と大統領選挙出馬文公募に乗り出してから1日後だ。この日の訪問は孫会長の招待だった。文顧問は孫会長と会談を終えた後、特派員らと懇談会を開いて「脱・盧武鉉(ノ・ムヒョン)の歩み」とみられる言及をした。また「盧武鉉政権時は原子力発電所比率を40%まで増やすようにし、李明博(イ・ミョンバク)大統領は60%まで増やすことを目標にしたが、私はこれに対し反対する」として、「中長期的に脱原子力発電所政策を行わなければならないということで孫会長と意見をともにした」と明らかにした。文顧問は「原子力の代わりに新再生エネルギーを確保するため、孫会長が構想する『アジアスーパーグリッド(韓国~日本~モンゴル~中国~ロシアを送電線でつなぐプロジェクト)』構想が有意義な役割を果たすとみている」と述べた。
それと合わせて「近い将来、原子力発電所の追加建設中断、寿命が過ぎたのに稼動を延長している原子力発電所の稼動を直ちに中断、原子力発電所依存比率を減らしていくためのエネルギー政策の全面再修正を私の大統領選挙の公約として掲げる」とした。