北朝鮮、新憲法に「核保有国」明記
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.31 08:32
金正恩(キム・ジョンウン)の北朝鮮が憲法を改定し、序文に「核保有国」であることを明記した。1992年に発効された南北非核化宣言を20年後に完全に否定したのだ。今後、米国と非核化ではなく、相互核兵器縮小や韓国に対する米国の「核の傘」撤廃を交渉するという戦略だ。
北朝鮮は30日、宣伝ウェブサイト「わが国」に、4月13日に最高人民会議で改定した憲法の全文を公開した。憲法の序文には「金正日(キム・ジョンイル)同志は…先軍政治で金日成(キム・イルソン)同志の高貴な遺産である社会主義戦取物を光栄に守護し、わが祖国を不敗の政治思想強国、核保有国、無敵の軍事強国に転変させ、強盛国家建設の輝かしい大通路を開かれた」という部分を追加した。