低迷の日本ファンド、16%のサプライズ収益率
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.09 18:02
2008年の金融危機後に低迷していた海外ファンドの収益率が回復に向かっている。 欧州危機が落ち着き、米国の景気回復とともに主要新興国の景気浮揚期待感が高まり、その間の暗いトンネルから抜け出す雰囲気だ。
金融コンサルティング会社「ゼロイン」によると、海外株式型ファンド(運用純資産100億ウォン以上)は1-3月期、平均10.22%の収益率を記録した。 同じ期間の国内株式型ファンドの収益率(9.80%)を上回る成果だ。 昨年の海外ファンドが欧州財政危機と中東地域の政情不安で-21.70%だった点を勘案すると、大きな変化だ。
特にその間、背を向けられてきたファンドの成果が目を引いた。 収益率が毎年最低圏にあった日本ファンドが15.99%の収益率を記録した。 また昨年20、30%の損失を出したインドファンド(14.82%)、ブラジルファンド(14.51%)が大きく回復した。 韓国投資家に人気の中国ファンドも平均には達しなかったものの、8.03%の収益率を記録した。 最も収益率が高かった海外ファンドはロシアファンドで、収益率は20.30%だった。 天然資源が豊富なロシアは、国際原油価格の上昇が追い風となった。