家計負債が韓国を圧迫している…“悪性負債”増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.23 08:54
会社員のイさん(45)は昨年11月、借家の保証金が上がったため新たに5000万ウォン(約360万円)の融資を受けた。積立式ファンドを解約し、通帳にあった余裕資金を集めたが、家主が追加で要求した9000万ウォンには足りなかったからだ。これでイさんの負債は合わせて1億5000万ウォンに増えた。日にちを合わせて信用融資を受けたため、年5%台だった平均金利負担も6%以上に増えた。イさんは「月給はそのままだが、利子負担だけで月10万ウォン以上増え、生活がさらに厳しくなった」と訴えた。
家計負債が大韓民国を圧迫している。過去初めて900兆ウォンを超えた。量は増え、質は悪化した。融資を受けるのが難しくなった庶民が第2金融圏に集まり、‘悪性負債’も増えている。