韓国人の老後生活は真っ暗? 高齢化で変わる引退設計
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.13 10:02
大企業部長の夫を持つ51歳の主婦キムさん(51)は数年前に家政婦の仕事を始めた。留学準備中の大学生の娘と高3の息子の学費を稼ぐためだ。夫の給料は少ない方ではないが、子どもの学費で毎月600万ウォンを使うには足りないためだ。キムさんは、「老後と子どもの教育のうち後者を選択した。何年か前に借金の保証をしたため財産をすべてなくしてしまい、老後を考えるとため息が出てくる」と話した。
皮膚科の開業医のキムさん(46)は歯医者の妻を持つ医師夫婦だ。他の人たちは「どれだけ多く稼いでいるのか」と羨むが、「老後を考えると目の間は真っ暗だ」と話す。最新装備が競争力につながるためリースで高価な装備を導入したら借金ばかりが増えたためだ。キムさんは、「いまのところをは収入が大丈夫だが、引退後どのように暮らすかが心配だ」と話した。