北朝鮮の東倉里基地で胴体組立…ミサイル発射準備が加速化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.26 08:30
北朝鮮が来月に人工衛星の光明星(クァンミョンソン)3号を載せて発射する弾道ミサイル(長距離ロケット)の胴体が平安北道鉄山郡東倉里(ピョンアンブクド・チョルサングン・トンチャンリ)基地に移されたことが確認された。情報当局関係者は25日、「北朝鮮が先週平壌市(ピョンヤンシ)の兵器研究所で組み立てた発射体を発射場に移した。現在ミサイル胴体を東倉里基地の建物内で組み立て中であるものと理解している」と話した。北朝鮮が各地で生産した部品を平壌近隣の兵器研究所で一次的に組み立てた後、1・2・3段階発射体をそれぞれ特殊列車を利用して東倉里に運んで組み立て段階に入ったという。
2009年4月5日に光明星2号を積んだロケットを発射した時より最小4日早く運んだのだ。情報当局は昨年末に北朝鮮が平壌と東倉里をつなぐ鉄道を完工したと把握しており、発射体もこのルートを利用したと判断している。同関係者は、「当初今週初めに発射体を東倉里に移すとみていたが予想より早く行動に出た。これは核安保サミットを念頭に自分たちの発射意志を誇示しようとする意図とみられる」と分析した。