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【コラム】北朝鮮の衛星発射、撃つなら撃て(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.30 16:29
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‘不和の女神’エリスがタイミングよく投げた黄金のリンゴがなかったら、気の抜けた行事になるところだった。 先日幕を下ろしたソウル核安全保障サミットのことだ。 海の女神のテティスと地上の英雄ペーレウスの結婚式に招待されなかったエリスは、「最も美しい女神に」と書かれた黄金のリンゴを賀客の間に投げ入れる。 お互い自分がリンゴの持ち主だと主張するオリンポスの女神3人のプライド対決で一大騒ぎとなり、パーティー場は乱闘場に変わった。

核物質がテロリストの手に渡って災難を招く破局的な事態を防ごうという趣旨で始まった核安全保障サミットは、大衆の関心を集めるのが難しい行事だ。 核物質防護条約(CPPNM)、世界核テロ防止構想(GICNT)など、あらゆる専門用語が乱舞するうえ、扱う懸案自体が一般人の肌に感じにくいからだ。 首脳の間で駆け引きするドラマがあるわけでもない。 事前にシェルパーが準備した脚本に基づいて演技をし、写真を撮れば終わる参加者だけの祭りだ。 不和の女神を自任した金正恩(キム・ジョンウン)が投げ込んだ「光明星3号」という黄金リンゴのおかげで、ソウル核安全保障サミットは世界メディアの注目を受け、なんとか興行に成功した。

 
誰が何といっても、ソウル首脳会議の最大の受恵者は金正恩だ。 韓半島周辺4強をはじめ、全世界53カ国の首脳と首脳級首席代表および4つの国際機構の首長にはっきりと存在感を植え付けた。 「光明星3号」が場外問題を先行獲得し、核安全保障サミットは事実上の北朝鮮ロケット首脳会議に変質した。 対内宣伝効果は言うまでもない。 新しく登場した‘偉大な指導者’同志の決断に、米国と中国はもちろん、全世界が大騒ぎになっている局面であるからだ。

李明博(イ・ミョンバク)政権の外交当局者はよく「北朝鮮体制は金日成(キム・イルソン)が創始したエセ宗教集団だ」という。 金日成教の第3代教祖になった金正恩としては、信徒の心を引きつけるイベントが必要で、その一つとして企画されたのが「光明星3号」打ち上げというものだ。 世界最強大国の米国と正面から対抗する胆力と知略を見せることで、信徒に信仰心と服従心、畏敬を抱かせられると計算したのだ。 20歳代後半の若い指導者としては、内部の結束と体制の安定が最優先考慮事項であるため、ミサイル発射を猶予することにした米国との合意や、ミサイルを発射する費用で住民を食わせろという国際社会の非難などは副次的な問題にすぎない。 ソウル首脳会議に集まった世界指導者が声を一つにして発射の中止を促したが、北朝鮮は予定通り発射する可能性が高い。


【コラム】北朝鮮の衛星発射、撃つなら撃て(2)

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