【社説】「光明星3号」に続く核実験に備えるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.23 09:47
4月15日前後に予定された北朝鮮の人工衛星「光明星3号」打ち上げ計画を中断させるため、国際社会が努力を続けている。米ホワイトハウス関係者らと国連米国大使は、北朝鮮の計画が国連安全保障理事会決議1874号違反という点、米国が事前に北朝鮮の計画にはっきりと反対の立場を説明したという点を強調している。打ち上げを強行した場合、2月29日の北京米朝合意に基づく対北朝鮮「栄養支援」を中断するのはもちろん、国連安保理を通して制裁議論などを進めるという立場も明確にした。
李明博(イ・ミョンバク)大統領も来週初めに開かれる核安全保障サミットを契機に、各国首脳と議論すると繰り返し強調している。潘基文(バン・ギムン)国連事務総長も同じ立場を明らかにした。にもかかわらず、北朝鮮が打ち上げ計画を放棄するという予想はほとんどない。したがって4月中旬以降、韓半島情勢は急激に悪化する可能性が高い。