朴主永（パク・ジュヨン、２７、アーセナル）がサッカー韓国代表メンバーに選ばれない可能性も出てきた。

チェ・ガンヒ代表監督は欧州を訪問し、朴主永に会ったが、悩みがさらに深まった。 ２９日に予定されたワールドカップ（Ｗ杯）３次予選の最終戦・クウェート戦に向けて準備中のチェ監督は、コーチングスタッフと話し合った後、朴主永をメンバーに含めるかどうか最終決定する考えだ。

３日に欧州組をチェックするため出国したチェ監督が７日、帰国した。 チェ監督は朴主永について「試合に出場していないのが大きな問題。 さらに欧州組は２７日まで韓国に戻れない」と語った。 朴主永が代表チームに招集されても、練習する時間が短いため、力を発揮するのが難しい状況だ。

しかしまだ決定は下していない。 チェ監督は「朴主永と一緒に食事をしながら話をした。 本人はプレーしたがっているが、所属チームの試合にずっと出ていない。 代表メンバーに選ぶかどうか悩んでいる」と伝えた。 また「基本的では国内組を中心に構成する考え。 しかし選手本人がクウェート戦の出場を望んでいるのに無条件に排除するのも難しい状況」と頭を抱えた。

「試合に出場できない朴主永に心理的な動揺はないのか」という質問には、「本人は大丈夫だが、周囲でいろんな声が多い。 最近のアーセナルの選手交代を見ると、朴主永はベンゲル監督の眼中にないようだ」と惜しんだ。

最悪の場合、朴主永がいない状況にも対応している。 チェ監督は「ポジション別に２、３人の選手を選んだ。 いくら能力がある選手でも、２７日に帰国して一日の練習でコンディションを上げるのは難しい」と説明した。 チェ監督は１０日にクウェート戦の最終エントリーを発表する予定だ。