【コラム】韓国人を苦しめて外国人を助けるのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.20 17:00
ソウル明洞(ミョンドン)を一緒に歩いている時、友達に必ず見せたいものがあった。 「外国人専用(Foreigners Only)」と書かれたタクシーだった。 韓国人の友人は衝撃を受けていた。 私も初めてこのタクシーを見た時、こういうコンセプトが存在するということ自体にショックを受けた。 読者には次のような状況を想像してほしい。 職場で大変な一日を終えての帰り道、雨も降っている。 ようやくタクシーを拾ったが、タクシーの運転手にこう言われる。 「申し訳ございませんが、このタクシーは外国人しか乗れません」。運転手が融通をきかせてくれることを望むだろう。
悲しくも、こういう奇異なことはタクシー以外にもある。 韓国人を苦しめることで外国人により多く奉仕できるという考え方だ。 「外国人専用」と指定されたIBK企業銀行の梨泰院(イテウォン)支店もそうだ。 韓国人顧客はお断りだ。