イラン原油ジレンマ…アインホーン米調整官が16日訪韓
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.14 11:56
「その報道は事実でない。現在まで決定したことはない」。韓国政府が米国のイラン制裁に参加するため、イラン産原油の輸入を半分に減らすことを検討中という13日付のある新聞の報道に対し、企画財政部・外交通商部・知識経済部が共同で釈明資料を出した。政府が強く否認したのはあまりにも敏感な時期だからだ。
米国務省のアインホーン調整官(対北朝鮮・イラン制裁担当)、グレーザー米財務次官補(テロ資金・金融犯罪担当)らで構成された米国代表団が16日から3日間の日程で訪韓する。イランの核開発に対する国際社会の懸念が強まり、米国・欧州連合(EU)の対イラン制裁が強化されている。韓米両国もこの問題を協議する。米国が国防授権法に含まれたイラン制裁内容と履行計画を説明する席だが、事実上、米国が推進している対イラン原油禁輸措置に参加することを要求する訪韓だ。