イラン制裁最終案が米議会を通過…米大統領署名6カ月後に発効
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.17 08:29
イラン制裁案などを含む米国の国防権限法案最終案が議会を通過した。米上院は15日午後(現地時間)、イラン中央銀行と取引するすべての外国金融機関に対して制裁を加える内容を盛り込んだ法案を86対13で最終議決した。下院は前日の14日夜に同法案をすでに処理している。法案はオバマ大統領の署名を経て6カ月後に発効する。
当初、上院は1日、イラン制裁案を含む関連法案を処理したが、上・下院調整過程で法案が一部修正され、下院を通過した法案に対して再議決する手続きを踏んだ。イラン原油を輸入する韓国・日本などアジア同盟国に被害は発生するおそれがあり、原油価格の急騰が続くという指摘などを受け、上・下院が調整したが、最終案は最初の法案と大きく変わっていない。