“コピー”水準だった中国ITがサムスン・LGを猛追(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.13 11:10
中国は特に携帯電話市場で躍進している。ファーウェイは昨年1-3月期までスマートフォン市場で存在感がなかった。しかし4-6月期には世界スマートフォン市場で2.7%、7-9月期には4%と影響力を拡大した。モトローラと同じシェアで、LG電子(3.7%)を上回った。
中国企業ZTEも同じだ。2010年までほとんど無名だったZTEは昨年1-3月期、スマートフォン市場シェア1.4%で名前が知られると、2.3%(4-6月期)、3.2%(7-9月期)と急速に成長している。フィーチャーフォン(一般フォン)とスマートフォンを合わせた全体の携帯電話シェアは4.8%と、いつのまにノキア・サムスン・LGに次いで世界4位になった。
レノボも今年のCESでスマートフォン事業進出を宣言した。インテルと提携して初めての製品K800を発表した。レノボはIBMのコンピュータ部門を買収した企業。同社の関係者は「今年上半期中にまず中国で発売する計画」と述べた。このように中国企業の躍進の裏には巨大な内需市場がある。中国移動通信会社チャイナモバイルの加入者は6億人にのぼる。