<CES>サムスン・LG、スマートテレビ分野で大攻勢
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.12 10:30
10日に米ラスベガスで開幕した家電見本市CESの主人公は断然サムスン電子とLG電子をはじめとする韓国企業だ。生活の中心である居間を占めるテレビ分野でハードウェアとソフトウェアともに競合会社との格差をさらに広げた。特にハードウェア部門で韓国企業の地位は絶対的だ。
サムスン電子とLG電子はそれぞれ55インチの有機発光ダイオード(OLED)テレビを出し、年内に量産を始めると発表した。ソニーが2007年に11インチの試作品を出したが量産には失敗した。朝日新聞はこの日、「今回のCESで高画質OLEDテレビを発表した韓国企業が話題の中心」と報道した。ソニー、パナソニック、シャープのような日本メーカーがブラウン管時代のテレビ市場をリードしたが、2000年代以後の薄型テレビ市場はサムスンとLGが性能と価格でリードしているということだ。ここに次世代ディスプレーのOLEDまで先導する姿になると、日本の危機意識はさらに高まったようだ。読売新聞も、「この4~5年間に韓国企業がCESで攻勢を強化し日本企業の存在感が薄くなっている」と評価した。