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<サッカー>アンリに押し出された朴主永、FAカップでも出番なし

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2012.01.10 09:23
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朴主永(パク・ジュヨン、27、アーセナル)がプレーする姿は当分見られない雰囲気だ。‘キング’ティエリ・アンリ(35)の活躍で事実上、戦力外選手に押し出された。

朴主永は10日(以下、日本時間)、英ロンドンで行われたイングランドサッカー協会(FA)カップ64強戦、リーズ・ユナイテッド戦の交代メンバーに含まれたが、グラウンドを踏むことはなかった。

 
昨年11月29日に行われたマンチェスター・シティとのカーリングカップ試合でプレーして以来、45日ぶりの出場を狙ったが、実現しなかった。

アーセナルのベンゲル監督は7日のインタビューで、「FAカップではロビン・ファン・ペルシーを休ませることになるだろう。朴主永とシャマフにチャンスが回るはず」と話した。

まず、ベンゲル監督の最初の選択はシャマフだった。シャマフを先発で起用した。しかし後半23分。振るわないシャマフが交代された。タッチラインでシャマフと手を合わせたのは朴主永ではなく、米プロサッカー(MLS)ニューヨーク・レッドブルズから2カ月間レンタルされたアンリだった。朴主永は今回もベンゲル監督の選択を受けられなかったということだ。

06-07シーズン以来5年ぶりに古巣に戻ったアンリは投入10分で決勝ゴールを決め、「王の帰還」を知らせた。後半33分にソングのパスを受け、ワンタッチの後、右足でゴール隈にシュートを決めた。アンリはゴールを入れた後、喜びながらチームメートの方へ走って行き、ベンゲル監督に抱かれた。ホームの観客は「キング・アンリ」を連呼した。結局、アーセナルはアンリの決勝ゴールで1-0で勝ち、32強戦でアストン・ヴィラと対戦することになった。

アンリのゴールは朴主永にとって致命的だ。ゲルヴィーニョ(コートジボワール)がすでにアフリカネイションズカップ出場のためチームを離脱し、シャマフ(モロッコ)もこの日の試合後、代表チーム合流が予定されていて、いつよりも出場の可能性が高い時期だった。ネイションズカップが終わる2月中旬まではファン・ペルシーのバックアップ選手としてプレーすると予想された。

9月にアーセナルのユニフォームを着て以来4試合(1得点)の出場にとどまり、事実上、最後の機会になる状況だった。しかしアンリの復帰ゴールで最後の機会さえも得られない危機に直面した。ベンゲル監督は「アンリがアーセナルで活躍すれば契約延長もある」とアンリを後押ししている。

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