<金総書記死去>中国は死去当日に知っていた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.21 09:11
中国指導部が北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去当日の17日に劉洪才駐北朝鮮中国大使の報告を通じ金総書記の状況を把握していたと北京の消息筋が20日に明らかにした。北朝鮮は19日正午に金総書記の死去を公式発表した。
劉大使は朝鮮労働党の中国パートナーの共産党対外連絡部副部長出身だ。中国政府はまた、発表1日前の18日に中朝外交チャンネルを通じて、北朝鮮から金総書記死去の事実を公式に伝えられていたとこの消息筋は伝えた。北朝鮮の朝鮮中央通信は金総書記の死因究明糾明のために18日に解剖検査をしたと報道しており、北朝鮮当局が金総書記の死因を確定した後にこれを中国側に通知した可能性があるとみられる。中国外交部が北朝鮮の死去発表当日に哀悼論評を出し、中国共産党中央委員会など4機関が哀悼の電報を北朝鮮に送り金正恩(キム・ジョンウン)支持を表明したのはこうした状況と関連するという分析だ。