<金総書記死去>核の管理は?「核兵器はすでに実戦配備」情報も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.20 10:59
金正日(キム・ジョンイル)総書記死去後、北朝鮮の核はどうなるのか。世界で焦眉の関心事に浮かび上がった問題だ。北朝鮮が混乱に陥り体制制御能力を失った場合に核管理が難しくなるためだ。われわれはもちろん世界が懸念する災難のシナリオだ。
ひとまず韓米当局は北朝鮮が核実験までは成功したとしてもミサイルに搭載するほどの小型化にはまだ至っていないと評価している。実戦配備でなく開発段階という話だ。そのため現在のところは核開発を主導している党の機械工業部が核を掌握しているとみられる。金正日の絶対的な信任を受けていたチュ・ギュチャン機械工業部長がキーを握っているわけだ。韓国の防衛事業庁に相当する第2経済委員会も核開発に関与している。第2経済委員会はベールに包まれていたが、2009年に公開されたぺク・セボン委員長が掌握している。実務的には党軍需工場部と第2経済委員会が受け持っている。