<金総書記死去>外国弔問団を受け入れない理由は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.20 09:03
北朝鮮は19日、金正日(キム・ジョンイル)総書記の葬儀に外国の弔問団を受け入れないと明らかにした。息子であり後継者の金正恩(キム・ジョンウン)党中央軍事委員会副委員長を筆頭に232人に達する葬儀委員が中心になり葬儀を行うということだ。これは1994年の金日成(キム・イルソン)主席死去の時と似ている。北朝鮮は当時も海外からの弔問を受け入れないとの立場を表明した。
専門家らは、北朝鮮の一次的な目的は北朝鮮を外部世界との接触から遮断することと見ている。外国の弔問使節が来れば閉鎖的な北朝鮮社会内部の弱さが露出し手のほどこしようがないほど揺らぐ可能性が大きいということだ。さまざまな国から多様な規模の弔問団が来る場合には統制するのが難しいという管理上の問題もある。ただし北朝鮮は金日成死去当時、在外同胞らの要請により弔問団を受け入れると翻意したことがある。韓国文化財団のパク・ボヒ総裁が当時弔問に訪れた。