ベールを脱いだスティーブ・ジョブズの伝記(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.25 11:38
7歳のスティーブ・ジョブズは泣きながら家に飛び込んだ。「君の本当の両親は君を望んでなかったの?」。養子縁組されたというジョブズの話に近所の女の子が投げたこの一言のせいだった。しかし養父母はジョブズを抱きしめ確信を持って話した。「違う。私たちが君を特別に選択したんだ」。捨てられたりあるいは特別に選択されたり。アップル創業者スティーブ・ジョブズの人生は一生にわたりこの2つを行き来した。
スティーブ・ジョブズの公式伝記が24日に出版された。タイム編集長を務めたウォルター・アイザックソンが40回以上ジョブズと会って内密な話を引き出した。伝記に現れたジョブズのキーワードは「捨てられた」「選択」、そして「特別さ」だった。