「最も成功した投資」…韓国を愛する“世界石油大統領”(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.21 17:47
20年間続けてきたS-OILとサウジアラムコの協力で、韓国とサウジアラビアの交流も活発になったという評価を受けている。 実際、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)誘致活動当時の今年7月、アフメド・エイ・スベイS-OIL最高経営責任者(CEO)はドバイ現地でGCC国が韓国を支持するよう働きかけた。
S-OILは今回のパラキシレン生産工場増設のために1兆3000億ウォン(約900億円)を投資した。 パラキシレンとは、化学繊維のポリエステル、ペットボトル、LCD画面付着用フィルムなどをつくる基礎原料。 原油精製の過程で出てくるナフタを転換してつくる。 今回の増設で工場生産量は74万トンから170万トンに増えた。 34億着の服を作れる分量で、 単一工場では世界最大規模だ。 S-OILの関係者は「最近パラキシレンの価格が上がっている。中国を含むアジア地域で需要が増えているため、収益性はさらに良くなるだろう」と話した。