仏ハッチソン社「現代・起亜車が求める部品を供給するため韓国に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.14 17:01
「現代・起亜(ヒョンデ・キア)車はグローバル自動車企業のうち、この5年間で最も成長した。ここに食い込もうと韓国に来た」。ハッチンソン社のザック・マニエ会長(57)の言葉だ。
ハッチンソンはパワーステアリングなど自動車の操向装置を主に生産するグローバル自動車部品会社。世界4大石油会社である仏トタルグループの子会社だ。昨年の売上高は4兆3000億ウォン(約3000億円)。欧州・米国市場が売上高の91%を占めるが、金融危機の後、売上多角化が課題に浮上した。アジアの比率は3%にすぎず、これを拡大するための最も適切な市場として韓国を選択したのだ。工場を新しく建設するよりも、技術力と生産能力を備えた韓国部品会社クムアフローとクムハンを買収する方法を選択した。両社は韓国GMに主に納品してきた。今後、現代・起亜車との取引が課題だ。