【社説】“誇張”だらけの資源外交実績(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.30 11:59
国民が政府を信頼できなければ、政策がきちんと推進されないのは常識だ。ところが現実では国民が政府を信じてひどい目にあうことも少なくない。特に大統領の海外訪問で決まって登場する資源外交実績は絶対に信じてはならないようだ。
内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した在韓米国大使館の09年2月26日付の外交公電によると、「当時の韓・イラク首脳会談で合意したと発表された20億バレルの油田開発権取得などの了解覚書(MOU)は、実際には具体的な合意内容がなく‘生煮え’状態で発表された」と韓国外交官が述べた、と書かれている。実際イラクはわずか1カ月後、韓国企業を油田開発の入札から排除すると発表した。