【コラム】金正日のロシア訪問と「新満州ノミックス」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.30 15:19
清津(チョンジン)-ハサン-ウラジオストク-ブレヤ-ウランウデ(朝ロ首脳会談)-満州里(中国内モンゴル自治区)-チチハル・大慶・ハルビン(黒龍江省)-通化・集安(吉林省)-満浦市(慈江道)の経路は、北朝鮮資源外交の生命線でもある。 ブレヤの水力発電所は電力供給源になる可能性が高く、大慶は対北朝鮮原油供給地だ。 昨年の朝中貿易は35億ドルだったのに対し、朝ロ貿易は1億ドルにすぎなかった。
金総書記はサハリンから韓国に続く約1100キロのガスパイプライン(うち700キロが北朝鮮経由)事業にも意欲を見せた。 北朝鮮は国内の慢性的なエネルギー不足を解消し、通過料として毎年1億ドルを得られるからだ。