三星とマイクロソフト、iPhone5発売控えアップルに先制対応(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.29 09:39
三星(サムスン)電子とマイクロソフト(MS)の連合は反アップル、グーグル牽制戦略と解釈される。また、ハードウェアとソフトウェア企業間の結合は逆らうことのできないトレンドのためでもある。李健熙(イ・ゴンヒ)三星電子会長は最近、「ソフト技術競争力が何より重要だ。執拗にこれを確保しなければならない」と力説した。こうした脈絡の初めての成果が28日に発表されたMSとの電撃提携だ。
三星は来月4日の「iPhone5」発売と、グーグルのモトローラ買収に強い危機意識を感じてきた。新しい動力が必要だったソフトウェア強者のMSも世界最大のハードウェア会社の三星電子と手を握らなければならない岐路に立っていた。韓国MS関係者は、「三星はスマートフォン基本ソフト(OS)に対する能力不足を満たすことができ、MSは『ウィンドウズフォン7.5』(マンゴー)の開発からマーケティングまで多様な協力ができるだろう」との見方を示した。28日に両社の包括的業務協約のニュースが流れると、市場調査会社のストラテジーアナリティックスは、来年のウィンドウズフォンのOSシェアがスマートフォン市場3位まで上がると予測した。