世界中で強まるグーグル牽制
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.09 10:55
‘グーグル王国’が世界のあちこちで受難を経験している。携帯電話の基本ソフト(OS)「アンドロイド」と検索エンジンの高い市場シェアで、牽制が強まっているのだ。独占疑惑で下り坂をたどっているマイクロソフト(MS)の前轍を踏むのではという懸念も強まっている。
特に韓国での状況が厳しくなっている。公正取引委員会(公取委)は5、6日、ソウル駅三洞(ヨクサムドン)グーグルコリア事務室で現場調査を行った。国内ポータル企業のNHNとダウムコミュニケーションが4月、グーグルを不公正取引容疑で公取委に提訴したためだ。
グーグルが三星(サムスン)電子やLG電子など「アンドロイド」製造企業に対し、ネイバーとダウムのサービスを不当に排除させ、グーグル検索サービスを入れるよう圧力を加えたということだ。これに対しグーグルコリアの関係者は「グーグルは移動通信会社または携帯電話製造会社にグーグルの検索・アプリケーションを搭載するよう要求したことはない」と主張した。