【社説】朝ロ首脳会談、条件なしの6カ国協議再開に合意(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.25 14:03
南北接触、米朝協議、全体協議の順で6カ国協議は再開順序が決まっており、朝米協議まではすでに進められた状態だ。したがって、朝ロ首脳会談で明らかにした金正日(キム・ジョンイル)総書記の立場をどう受け取るかについて当事国間の協議が必要と思われる。北朝鮮の先行措置を要求する立場のみ固守していては、協議再開が実現できない可能性が高い。結局、金総書記の立場表明を契機に他の当事国らが協議再開に柔軟性を発揮できるかどうかがカギにならざるをえない。
朝ロ首脳会談では、ロシア~北朝鮮~韓国をつなぐパイプラインの連結事業についても深みある議論がなされたと思われる。3国を貫通する約1100キロのパイプラインを通して、毎年100億立方メートルの天然ガスを韓半島に輸送するのがロシアの構想だ。