日本の新幹線、人命のために時間をかけて築いてきた「安全管理」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.27 11:00
5月末、国際使節が集まった中、祝辞を始めた松本剛明日本外相は、大地震に対する国際社会の支援に感謝の意を表し、突然、新幹線の話を取り出した。「地震が発生した当時、東北地方を走っていた新幹線は18便、特に福島県-岩手県では5便が時速270キロ以上で走っていた」とし「しかしどれ一つ問題なく停止し、けが人もいなかった」と自慢した。福島第1原発事故でプライドが傷ついた日本にとって「新幹線の安全神話」は最後の砦だ。
それほど日本政府と関係機関が新幹線に注ぐ安全管理は大変なものだ。新幹線は1964年に運行を始めた。最高速度は210キロ。当時の世界最高記録だった。