北朝鮮住民「南朝鮮でまたオリンピック?…脱北者が増える可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.08 17:25
「南朝鮮がまたオリンピックをするのか?われわれはいまだに食料問題を解決できずに這い回っているのに、南朝鮮はすでに走っているようだ」
7日、2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪開催が決定した。その後、対北メディアのデイリーNKは両江道(ヤンガンド)のある住民にこの事実を知らせると、住民はこのような反応を見せた。またこの住民は「(他の住民が)南朝鮮のオリンピック開催のニュースを聞けば、越境する人々が続出するだろう」と言った。世界最大規模のスポーツの祭典であるオリンピックを2度も開催する韓国の位相に、脱北ブームが起きるだろうとの予想だ。平昌冬季五輪開催の事実が知られるようになれば、北朝鮮住民には悪夢がよみがえるだろうと一部の対北メディアは伝えた。ソウル五輪開催確定後、北朝鮮で起こった労力動員運動「200日戦闘」の記憶のためだ。北朝鮮はソウル五輪開催に合わせ、社会主義国家の祭典ともいえる「第13回世界青年学生祭典」(1989年)を平壌(ピョンヤン)に招致した。