【世説】対北朝鮮サイバーテロ戦を推進する時だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.10 16:47
イエメンの独裁者サレハ大統領がサウジアラビアに出国した。 3日の反政府勢力の攻撃で負った傷を治療するためだというが、事実上、家族ととともに亡命に向かったのだ。 1978年7月に大統領に就任して以来33年の独裁政治が幕を下ろした。 アラブの市民革命はリビア・シリア・アルジェリアに広がり、イラン・イラク・サウジアラビア・クウェートなども脅かしている。
民主主義研究の大家ロバート・ダール教授は20世紀を自由民主主義大成功の時期と言った。 20世紀初めにはドイツ帝国・オスマントルコ帝国が滅亡、中盤にはヒットラーのナチズム、ムッソリーニのファシズム、日本の軍国主義が敗亡し、末にはソ連と東欧圏の共産圏国家が崩壊したからだ。 こうした自由民主化の火は21世紀に入ってアラブ地域から全世界に広がるはずだ。 4000年間一度も民主主義政治をしたことがない中国を経て、北朝鮮まで民主化の風が吹かなければならない。