日本の月面太陽光発電プロジェクト、「エネルギー革命」なるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.09 16:45
米国の未来予測専門誌「The Futurist」は5-6月号のカバーストーリーで、月面に太陽光パネルベルトを設置して電力を生産する「ルナリング(Luna Ring)」プロジェクトを紹介した。 空想科学(SF)小説の中の話ではない。 日本の清水建設の技術研究所が推進する7つの未来型メガプロジェクトの一つだ。 月面に縦横400キロの面積に相当するソーラーベルトを設置すれば、人類が必要とするすべてのエネルギーを解決できるという。
この計画が実現すれば、人類は環境親和的で無限のエネルギー源を確保できる。 機械化・情報化革命に続く「エネルギー革命」だ。 地上での太陽光発電は風力・潮力・地熱など一般的な再生可能エネルギーが持つ経済性と効率性の問題のほか、夜間や雨天の場合は発電できないという弱点がある。 しかしこのプロジェクトならこうした限界を克服できる。 さらに月面の太陽光強度は地球表面の2倍にのぼる。