ショッピングモールに輸入車を一堂に集めて販売する「輸入車デパート」ができる。

ソウル・良才洞（ヤンジェドン）のプレミアムアウトレットモール「ハイブランド」は７月に２階リビング館に３１６９平方メートル規模の「オートモール」を設けることにした。オートモールは輸入自動車１０ブランドが２０種類の車両を１カ所に集めて展示・販売する専門スペースだ。輸入自動車ブランドはこれまで個別のディーラー会社ごとにそれぞれショールームを開いて販売してきた。新車のさまざまなブランドを１カ所に集めてデパートのように選んで買えるようにした輸入車デパートは今回が初めてだ。

ハイブランドは消費者がどのような輸入車を好むのか調べるため、２００９年からハイブランド１階にトヨタ、レクサス、フォルクスワーゲン、日産、プジョーなど輸入車をブランド別に５０回にわたり展示し販売してきた。その結果、江南（カンナム）地域のショッピング客が主に３０００万～４０００万ウォン台の輸入車を好むという事実を把握し、この価格帯の輸入車を重点的に販売する予定だ。ハイブランド関係者は、「室内ショッピングモールにトヨタの２０余りのブランド車両を展示して販売する日本のお台場にある施設をベンチマーキングした。ファッション・食品・家電だけでなく輸入新車まで販売製品群を広げ顧客にワンストップショッピングを提供するという趣旨」と話した。