韓国では難しいレアアース加工、「中国で発掘」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.13 16:11
中国三星(サムスン)の姜皓文(カン・ホムン)副会長(61)は今年1月初め、中国三星を率いる指令塔となり、単身赴任した。 夫人(成均館大舞踊科イム・ハクソン教授)と2人の息子を韓国に残して、中国で一人暮らしをしている。 そのためか、姜副会長は悲壮な覚悟が感じられる発言をよくする。 「今後5-10年後、中国三星が生存するかどうか悩まなければいけない」というのがその代表的な言葉だ。 1月初めの就任のあいさつでは「21世紀の企業の生存は中国での成敗にかかっている。中国に第2の三星を建設する」と述べた。
姜副会長は11日、北京特派員らとの初めての懇談会で「私がこれまで知っていた中国はすべて違っていた」と発言した。 三星半導体に入社し、1970年代から中華圏を相手にビジネスをしながら中国を理解していると思っていたが、中国に来てみると自分の考えが間違っていたということだ。 姜副会長は「私だけだけでなく韓国に住む人たちはみんな中国を誤解している」と話した。 「中国についての勉強を最初からやり直す」とも語った。