KOSPI指数15p安…米格付け見通し引き下げ 「大きな影響ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.20 09:28
企画財政部国際金融局の反応はなかった。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債の格付け見通しを引き下げた中でも、財政部は19日、分析資料を出さなかった。日本大地震などで国際金融市場が動揺すれば必ず政府の分析と判断を込めた資料を出してきたが、今回は違った。殷成洙(ウン・ソンス)財政部国際金融局長は「もう少し見守る必要があるが、ひとまず国内市場に大きな影響は及ぼさないようだ」と述べた。
国内金融市場に及ぼす影響も制約的だった。この日、KOSPI指数(総合株価指数)は前日比15.04p(0.70%)安の2122.68で取引を終えた。大幅な価格調整はなかった。KOSDAQ指数は526.62と、1.90p(0.36%)下落した。アジア株式市場も米国発の悪材料で値下がりした。日経平均株価は1.21%、台湾の加権指数は0.87%下落した。