穀物・原料価格など反騰…金融市場の不安続く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.21 09:56
急落していた穀物、原料・資材価格が反騰している。日本の一時的な需要減少よりも供給不安とインフレ懸念にさらに敏感に反応する姿だ。すでに日本との貿易減少が表れている韓国など東アジア諸国にさらなる負担になるという見方が強まっている。
国際トウモロコシ価格(シカゴ商品取引所、期近物基準)は18日、1ブッシェル当たり685セントとなり、日本大地震前の10日(683セント)を超えた。小麦と砂糖の先物価格も一時的な下落傾向を抜け出し、日本大地震前の水準をほぼ回復した。大地震直後に急落したニッケル・アルミニウム・スズなど鉱物価格も最近、下落幅を回復、またはむしろ上昇した。