外国人の売り攻勢の証券市場、‘放射能漏出’はどう響くか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.22 10:14
証券市場が霧の中だ。東日本大地震という予想できない悪材料が起きた上、KOSPI指数2000時代をリードした外国人はいつのまにか売り勢力に急変した。最近になり証券市場の一部で慎重論が力を得ている理由だ。
株価の流れを当てるのは神の領域だ。しかし専門家らは現在の韓国証券市場をめぐる状況が2004年と酷似しているとし、今後上昇傾向が展開される可能性を慎重に占っている。
まず外国人の売り攻勢が類似している。外国人は2003年初めから2004年上半期まで韓国株23兆ウォンを買い越した。だが、米国の利上げが本格化した2004年下半期からは売り越しに転じており、以後2007年まで韓国株を売り続けた。2008年の金融危機以後、昨年までで45兆ウォンほどを買い越した外国人は今年米国の利上げが予想されると先月から売り攻勢を展開している。