先端技術を盗み出した産業スパイ…金になるなら何でも売る(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.11 14:55
企業間、国家間の産業情報戦が激しくなり、先端技術を盗み出そうとして摘発される例が増えている。 警察庁外事局によると、今年1月から3月まで17件の技術流出事件を摘発し、82人を検挙した。 これは前年同期に摘発した技術流出事件(6件)に比べて3倍近い数値。 17件のうち外国に流出しようとして摘発された事件は7件で、常習流出地域の中国や東南アジアのほか米国・ドイツなどもあったと、警察は伝えた。
技術類型別には水素発生器製造技術、衛星放送自動受信アンテナ設計図面、複層ガラス製造装備の図面などだった。 ほとんどが先端技術だったが、展示場設計図面、段ボール切断機の設計図などもあった。 捜査チームの関係者は「容疑者はお金になるなら何でも売り渡すという考えのようだ」と述べた。 警察は国内と海外を合わせて技術流出が摘発されたのはソウル(5件)・京畿(6件)に集中していたと明らかにした。