「市場経済を学びにきた」米国訪れた北朝鮮経済官僚12人(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.25 11:07
バルコニーに集まっていた4人と話を交わした後、他の部屋のバルコニーにゆったり座って長いたばこの煙を吹きだす1人に話しかけたが彼は目を閉じたまま「休んでいるのだが…プライバシー」という短い返事だけした。北朝鮮住民もエジプト・リビア事態を知っているかとの質問には「疲れました。先生も早く帰って休みなさい」とだけ話し、これ以上の話は遮った。
北朝鮮経済代表団は21日にホテルに到着した後に簡単なミーティングを行い、招請者のスーザン・シャークIGCC所長が主催する夕食会に参加した。夕食会は午後6時から3時間ほど行われた。出席者らはワインも3~4本空けたという。夕食会場もやはり記者には接近が制限された。「北朝鮮経済代表団に話しかければホテルから追い出す」という警告もあった。少し離れた場所から夕食会場を眺めたところ、12人の北朝鮮代表団のうち指導級と見える4人はシャーク所長とともに座り、残り8人はIGCC関係者とともに食事をしていた。夕食が終わると警備員の案内を受けた代表団は裏口から出ていった。この日の夕食後にたばこを吸うためバルコニーに出てきた北朝鮮代表団とインタビューができたのは幸運だった。