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上海はハニートラップの発祥地

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.20 09:35
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中国の歴史上絶世の美貌で名を知られる美人は800人に上る。その中に群鶏一鶴のように“4大美人”と呼ばれる人たちがいる。彼女らには“沈魚落雁閉月羞花”という修飾語がともなう。

沈魚の主人公は春秋時代末期の越の西施、彼女の微笑に池の魚が泳ぐのを忘れて沈んだ。落雁は漢の王昭君を指す。彼女が弾くわびしい琵琶の音色に雁まで憂いに沈んで落ちた。閉月は後漢の貂蝉のこと。夜空の月さえ恥じて雲の中に顔を隠したという。羞花は唐の玄宗の寵愛を受けた楊貴妃が主人公。花もまた彼女が差し出す手を握るのが恥ずかしく首をうな垂れたということだ。中国式誇張法の極限を見るような修辞だ。

 
佳人は戦乱期にスパイとして動員されてきた。古代兵法三十六計のうち敗戦計の最初の第31系が美人計だ。「敵が強ければその大将を先に攻略せよ(兵強者攻其将)。大将が聡明ならばその情欲を活用せよ(将智者伐其情)」。美人局は強力な敵と出会った時、敵将を誘惑して相手の戦力を粉砕する計略だ。十中八九美人に弱い男の急所を正確に刺す。費用対効果の負担も大きくない。周の太公望が書いたとされる「六韜三略」でも、「美人として楽しませよ(娯以美人)」として美人局を薦める。

そのためなのか。今日の中国でもハニートラップは乱舞する。2004年にはハニートラップにひっかかった上海駐在日本総領事館の通信官が自殺し、2008年にはブラウン英首相の訪中随行員が上海で美貌の中国女性と一夜をともにした後、情報の詰まった携帯電話を紛失し騒動が起こった。最近では韓国の上海総領事館が俎上にのせられた。ハニートラップにひっかかったのではないかとの懸念とともに。

注視すべきことはハニートラップの発祥地が上海という点だ。「蘇州・杭州の美人が天下一(蘇杭美女甲天下)」という言葉のように、上海近隣地域に美女が多いからなのかもしれない。それよりは北京の厳粛さに緊張した異国の外交官らが上海の奔放さに緩んだためであろうか。上海の夜は外交ではなく外道で深まるのだろうか。

ユ・サンチョル中国研究所所長

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