原油価格が上がれば韓国企業には追い風?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.03 15:02
株式市場の多くの専門家は最近の中東事態について、急激な原油価格上昇による‘オイルショック’を心配する段階ではないと話している。
トーラス投資証券のキム・ソンヘン研究員は「原油価格の急騰が世界経済危機につながるオイルショック程度の衝撃でなければ、自動車の需要は減らない」と述べた。また「歴史的に原油価格は徐々に上昇し、非理想的に急騰した時を除いては世界自動車需要も持続的に増えてきた」と説明した。
米国産標準油種(WTI)価格が1バレル当たり70ドル台だった07年6月、現代自動車の船積物量は約34万台だった。08年6月にWTI価格が2倍の140ドルだった時はむしろ37万台と10%ほど増えた。ただ、消費者に原油価格の負担があるだけに、好まれる車種は中・大型車から小型車などに変わる可能性は高いという見解が支配的だ。