原油高騰に韓国造船会社は笑顔
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.23 17:13
原油の高騰で企業も非常事態になった。 航空・海運会社は燃料費の増加、自動車企業は車販売への影響を心配している。 また電子など相対的に影響が少ない業種の企業も物流コストの上昇に負担を感じている。
すぐにも直撃弾を受けるのは航空業界だ。 大韓航空は原油が1バレル当たり1ドル上がれば年間約350億ウォン(約27億円)、アシアナ航空は110億ウォンの追加燃料費負担が生じる。 このため航空会社は緊縮に入った。 運航時間帯別に乗客がどれほど水を飲んでいるかもチェックしている。 消費量に合せて飲料水の搭載量まで調節するということだ。 大韓航空は原油価格がさらに上がる前に購入する燃料をさらに増やすことを検討している。
自動車業界は大型車販売が打撃を受けるとみて、エコカー・小型車マーケティングに集中する戦略だ。 現代(ヒョンデ)車は「アバンテ」「アクセント」のほか、「ヴェロスター」、新型「モーニング」など小型車の販売に力を注ぐことにした。 また今年は「ソナタ」と「K5」のハイブリッドモデルも発売する。 韓国GMは電気車「シボレーボルト」を年内に発売する予定だ。