信頼失墜の国家情報院…「首脳部に工作指揮能力不在」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.23 14:27
国家情報院(国情院)が危機感に包まれている。 インドネシア大統領特使団を相手に下手な情報戦を仕掛け、国家的な恥を招いたという非難世論のためだ。 国情院が政治査察などで俎上に載せられたことはあったが、能力の問題で十字砲火を浴びるのは異例だ。
特に今回の特使団宿舎侵入を主導したと知られるキム・ナムス第3次長傘下の産業保安団要員の間には沈うつな雰囲気が漂っているという。 ある関係者は「職員がお互い顔を見合わせることができないほど」と伝えた。 政界とメディアでこの事件が本格的に取り上げられ、職員らは事態の推移に注視している。