南北軍事実務会談決裂(1)…北朝鮮が席を蹴り退場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.10 10:21
南北高官級軍事会談開催のための板門店(パンムンジョム)での実務会談が決裂した。韓国側首席代表のムン・サンギュン国防部北朝鮮政策課長(大佐級)は9日、「南北は前日に続き板門店韓国側平和の家で2日目の会議を開いたが合意することなく終了した。北側が一方的に撤収したため次の会談日程も決めることができなかった」と明らかにした。
南北は午前10時から50分間にわたり会談したのに続き、午後2時20分に会談を再開したが12分で終わった。北側代表団は会談直後の午後2時50分に軍事境界線を越え戻った。南北双方はこの日、高官級軍事会談の議題と首席代表の級に対する意見の差を埋めることができなかった。前日に3回も停会を繰り返しながら終始真剣で積極的な姿勢を見せた北朝鮮は、この日の会議中断後に北側地域に戻り昼食をとった後に態度が急変した。