【グローバルアイ】「G2ニ丁拳銃リーダー」10万人養成論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.08 14:14
09年10月に中国江蘇省揚州でのことだ。韓日中3カ国文化交流行事の開幕式に出席した駐中韓国大使館のイム・ソンナム公使が祝辞のためにマイクを握った。イム氏は「北東アジア共同体構想にふさわしく、3カ国の文化交流水準が今後、水が流れれば溝ができるように(水到渠成)、想像もできないレベルに発展することを願う」と中国語で力説した。韓国外交官が中国語の演説を終えると、大きな拍手が起こった。駐米大使館で勤務し、米国通と知られるイム氏が、行事中、ずっと状況に合わせて英語・中国語・日本語を自由自在に駆使しながら、中国人の中に入っていく姿が印象的だった。
突然2年前のエピソードを思い出したのには理由がある。ジョン・ハンツマン駐中米国大使が来年の大統領選挙に出馬するため、上半期に大使職を退いて帰国するという話を聞いたからだ。中国語が流ちょうで中国問題に詳しいハンツマン氏は1979年、中国と国交を結んだ米国社会が輩出した人材だ。修交32年、中国をよく知る大統領選予備候補を輩出した米国社会の底力を改めて感じる。私たちの現状はどうか。