【社説】韓日軍事協力、低い段階から慎重に推進すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.05 09:58
韓国と日本の軍事協力が推進されている。国防部の関係者によると、北沢俊美防衛相の来週の訪韓を契機に、両国が軍事秘密保護協定・相互軍需支援協定の締結問題を重点的に議論する予定という。協定が締結されれば、韓日両国は有事の際、必要な軍事情報や軍需物資をお互いやり取りする低い段階の軍事協力が可能になる。必要性は認めるが、慎重に推進する必要がありそうだ。
これまでも韓日両国は国防分野の人的交流、人道的レベルの合同訓練など初歩的な軍事協力を行っている。最近では韓米合同訓練と日米合同訓練に日本自衛隊と韓国軍の将校がオブザーバーとして参加したりもした。これをもう少し発展させ、北朝鮮の核・ミサイルなど大量破壊兵器(WMD)に関する情報を共有し、武器を除いた軍需物資とサービス分野で有無相通ずるレベルに押し上げようという趣旨とみられる。