BRICs投資ファンドの成績、日米投資より低調
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.22 15:25
BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)は昨年以降、世界の投資資金を吸い込む‘ブラックホール’だった。しかしこれらの地域に分散投資するファンドの成績は低調だ。規模の大きい中国とブラジルの株式市場が伸び悩んだからだ。新興国に集中していた資金がまた先進国の株式市場をノックしている。
21日のフィナンシャルタイムズ(FT)によると、年初から今月20日までFTSE(フィナンシャル・タイムズ・ストック・エクスチェンジ)BRICs50指数はドル基準で3%の上昇にとどまった。これは米国(11.6%)・日本(9.6%)・ドイツ(5.1%)・英国(5.5%)など先進国指数の上昇率を下回る成績だ。