「新武器導入に20兆ルーブル投資」…ロシアが軍備拡張へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.15 11:36
ロシアが軍戦力の再建に乗り出す。ロシアのプーチン首相は軍の現代化に向けて2020年までに20兆ルーブル(約740兆ウォン)を投じる計画を明らかにしたと、イタル・タス通信が13日(現地時間)報じた。ロシアの次世代戦略原子力潜水艦アレクサンドル・ネフスキーの試験運航を参観するため、アルハンゲリスク州の造船所を訪問した際にだ。この席では、ロシア政府が2011年から推進する軍備拡張10カ年プログラム関連会議が開かれた。
プーチン首相は政府閣僚および軍関係者に「軍の再武装のために重大な資金を編成している」とし「私自身も20兆ルーブルという大きな金額を口にするのが恐ろしいほどだ」と述べた。プーチン首相は「この資金は計1300余りの軍事武器および生産施設の購入に使われる」とし「新規武器は220種類が導入されるだろう」と明らかにした。また「対象は主に戦略核兵器をはじめ、防空システム、通信、情報、第5世代戦闘機など」とし「特に海軍戦力に4兆7000億ルーブル(約175兆ウォン)がまず投入されるだろう」と説明した。ロシア政府は2015年まで軍戦力現代化比率を30%まで高め、2020年には70%水準にする計画だ。