主要２０カ国・地域（Ｇ２０）ソウル首脳会議を控え、世界メディアは韓国の発展に注目している。

インターナショナルヘラルドトリビューン（ＩＨＴ）は１０日、「韓国がＧ２０の花火で燃え上がる」と題した１面トップ記事を載せた。同紙は「Ｇ２０首脳会議の開催で韓国が世界の中心に立った」と報じた。

ＩＨＴは「韓国はアジアで初めてＧ２０首脳会議を開催するだけでなく、経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）加盟国のうち初めて援助を受ける国から与える国に成長した」と伝えた。

ＡＦＰ通信は９日、「Ｇ２０ソウル会議の開催は韓国の成人式に相当する」とし「韓国は１９５０－５３年の戦争の廃虚を踏んで立ち上がり、経済的奇跡を起こして民主主義をつくった」と報じた。

ドイツＤＰＡ通信は、これまでグローバル舞台で韓国の役割は主に北朝鮮問題に限られていたが、今回の首脳会議を成功させることで声を高められると期待している、と伝えた。

ＣＮＮはメインアンカーが生放送で進行する韓国特集を６日から放送している。ＣＮＮの対談プログラム「トークアジア」と「アイリスト（ｉＬｉｓｔ）」も韓国に焦点を合わせている。ＣＮＮ特派員は特集で、世界最高レベルの韓国の広域通信網と情報技術（ＩＴ）産業、済州道（チェジュド）などの観光地、公演・料理を紹介している。