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【社説】冷静と自制が求められる東アジア領土紛争

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.03 13:17
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世界的に領土紛争がある地域は200カ所を超える。領土紛争が一つもない国はないと言っても言い過ぎでない。イスラエルとパレスチナの紛争、インド・パキスタンのカシミール紛争のように、領有権をめぐり武力を動員してやり合えば、地球村では一日も戦争が終わる日はないだろう。領土紛争の背景には歴史があり、水資源や鉱物資源、水産物資源などをめぐる経済的な利害が絡んでいる。文化と宗教、人種葛藤に民族主義が内在するケースも多い。領土紛争の揮発性は歴史が証明している。お互い自制しなければ、結局は戦争に飛び火するしかない。メドベージェフ・ロシア大統領のクリル列島訪問を懸念の目で眺めるのもこのためだ。

メドベージェフ大統領が、日本との間で領有権紛争が生じているクリル列島を電撃訪問した。ロシア最高指導者としては初めてだ。北海道と隣接するクリル列島の4島、すなわち「北方四島」を日本は第2次世界大戦の敗戦で奪われた自国の領土だとしながら返還を要求しているが、‘とんでもない’というメッセージだ。東中国海(東シナ海)の尖閣諸島(中国名・釣魚島)領有権をめぐる中国との葛藤で日本が追い込まれているところに、ロシアまでが加勢し、日本を挟み撃ちする格好となっている。日本国民の感情が激昂するのは当然だ。2012年に大統領選挙を控えているメドベージェフ大統領としては国内の政治的目的もあったが、あえてこの時期に相手国の反発を無視して領有権紛争地域を訪れたのは外交的な挑発に映る可能性が高い。

 
クリル列島では日本とロシア、尖閣諸島では中国と日本、南中国海(南シナ海)の南沙群島と西沙群島では中国と東南アジア5カ国の間で葛藤が生じている。中国の浮上をけん制する目的で米国が積極的に介入しながら、東アジアの領土紛争はさらに複雑な様相へと展開している。領土問題は主権と国家的な自尊心がかかわる問題だ。解決は難しくなるしかない。こうした問題で葛藤と不和を起こすのはお互いの利益にならない。どうせ戦争をしないのなら、ここで各国は冷静さを取り戻し、自制力を発揮しなければならない。

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