戦死処理された国軍出身4人が離散家族と再会
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.01 09:15
先月30日から金剛山(クムガンサン)離散家族面会所で始まった離散家族再会行事では、60年ぶりに会う家族らのさまざまな思いがあふれ出た。
昨年9月以来13カ月ぶりに行われた今回の行事で、北朝鮮は韓国軍出身の4人を参加させ注目を集めた。そのうちの1人のイ・ジョンリョルさん(90)は、北朝鮮側参加者の最高齢で、生後100日で生き別れとなった息子のミングァンさん(61)と会った。イ・ウォンジクさん(77)とユン・テヨンさん(79)、パン・ヨンウォンさん(81)も韓国の家族と再会した。イ・ジョンリョルさんら4人はすべて国防部兵籍記録簿に名前が記載されている国軍出身者で、戦死処理され家族が遺族年金を受け取ってきた。政府は彼らを戦死者扱いのままとするか、国軍捕虜とするかは家族らの意向に従う方針だ。