統一費用を恐れるな
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.22 11:51
李明博大統領が8・15の祝辞で統一税の論議を提案した後、南北統一案をめぐる論議が熱くなっている。論議の焦点は2つだ。第一、統一費用はどれだけで国民の負担はどれだけになるものなのかといった具体的な費用の問題だ。第二、統一税の論議が北朝鮮の崩壊の可能性を念頭に置いたものと吸収統一を推進しようとする意図ではないかという疑問だ。しかし統一税提案の本質は今すぐ税金を集めて吸収統一を準備するということだというよりは、急変する統一環境にもかかわらず、統一について既存の論議構造から脱することができないという問題認識を反映したものだと見られる。